
【施工事例】倉庫の井戸ポンプ交換工事に立ち会いました|岐阜市の不動産管理会社より
こんにちは。岐阜市で不動産管理を行っている美濃善不動産管理部です。
今回は、私たちが管理している倉庫物件にて、井戸ポンプの交換工事に立ち会った際の事例をご紹介します。突然の水トラブルから始まり、原因調査、オーナー様への報告、そして交換工事までの一連の流れを記録として残しておきたいと思います。
◆物件概要とトラブル発生
対象物件は岐阜市内にある中規模の倉庫で、主に資材の保管や簡易作業場として利用されています。水道も引かれて
いますが、敷地内に設置された井戸ポンプによっても水を供給している構造です。
ある日、テナント様から「水が急に出なくなった」との連絡を受けました。水冷式のエアコンに井戸水を使用しているため水は不可欠であり、この暑さで早急な対応が求められる状況でした。
◆緊急対応と原因調査
まず我々で現地急行しました。井戸ポンプ制御盤を確認したところ、電気が落ちていました。
持っていた検電器で内部を確認したところ、部品を境に、電気が来ている部分ときていない部分がありました。

検電器をあてるとここまでは電気が検出されましたが、これより下は反応がありませんでした。
すぐに、以前からお世話になっているポンプ業者さんに連絡を取り、現地に急行していただきました。調査の結果、制御盤のブレーカーが落ちており、電気が供給されていない状態でした。
制御盤の過負荷保護機能が作動していたため、ポンプが停止していたのです。これは、モーターに過剰な負荷がかかった際に安全装置が働くことで起こる現象です。電圧も測定していただいたところ、タイミングによってはかなり高いデータがでました。
業者さんの見立てでは、ポンプの経年劣化によってモーターの回転抵抗が増し、結果として過負荷が発生した可能性が高いとのことでした。設置から約15年が経過しており、井戸ポンプとしては寿命を迎えたようです。
◆オーナー様への報告と工事の承諾
すぐにオーナー様へ状況を報告し、交換工事の必要性を説明しました。水が出ない状態が続けば、テナント様の業務に支障が出るだけでなく、物件の価値にも影響を及ぼします。
オーナー様も迅速にご判断くださり、交換工事の承諾をいただきました。こうしたスピーディーな意思決定が、トラブル対応の鍵となります。
◆交換工事の様子
後日、ポンプ業者さんに再度来ていただき、交換工事を実施しました。
以下がその工程です:
•既存ポンプの取り外し
クレーンの準備OK

さあ吊り上げますよ

すこしづつ管が上がってきました

水についていたと思われる管はけっこうサビがでています

かなりのサビがついています

取水部分

クレーンで吊り上げ

既設ポンプ一式 いままでお疲れ様でした

•新しいポンプの設置
既設ポンプを取り外した状態

今回取り付けする一式

取水部分を入れていきます

管の接続

すこしづつ管を入れていきます

無事取り付けできました!

•電源・配管の接続

•呼び水の注入
•通水試験と漏れチェック
作業は半日ほどで完了。新しいポンプは動作も安定しており、水の供給も問題なく再開されました。
◆今回の学びと今後の対策
今回の事例から、以下のような学びがありました:
•井戸ポンプの寿命は一般的に10〜15年。定期的な点検と交換計画が重要。
•制御盤の過負荷保護機能は、故障の兆候を示すサインでもある。
•テナント様からの早期連絡と、業者さんの迅速な対応が被害の拡大を防ぐ。
•オーナー様との信頼関係が、スムーズな意思決定につながる。
今後は、管理物件における井戸ポンプの設置年数を一覧化し、定期点検のスケジュールを組む予定です。また、制御盤の状態も含めたメンテナンス項目を見直し、トラブルの未然防止に努めてまいります。
◆まとめ
井戸ポンプは普段意識されにくい設備ですが、岐阜市は井戸水を利用していることも多く、水の供給という重要な役割を担っています。今回のようなトラブルは突然起こることが多く、日頃の点検と迅速な対応が求められます。
岐阜市で倉庫や住宅などの不動産管理をされている方、井戸ポンプの設置年数が10年以上経過している場合は、ぜひ一度点検をご検討ください。
また井戸のポンプだけではなく上水を屋上のタンクまで汲み上げる場合にもポンプが使用されています。
水回りのトラブルは、放置すると大きな損失につながります。私たちも引き続き、安心・安全な物件管理に努めてまいります。


