晩白柚を収穫しました。葉の汚れを落とすため、カメノコタワシで水洗いしました。の画像

晩白柚を収穫しました。葉の汚れを落とすため、カメノコタワシで水洗いしました。

管理部

今年も会社の敷地にある晩白柚(ばんぺいゆ)が、立派に実をつけてくれました。毎年のことながら、この大きな果実が黄色く色づき、枝の間から顔をのぞかせる姿を見ると、なんとも言えない達成感と喜びが湧いてきます。晩白柚は世界最大級の柑橘と言われるだけあって、存在感が圧倒的。庭の片隅に一本あるだけで、冬の景色がぐっと華やかになります。

■ 収穫のタイミングとワクワク感
晩白柚の収穫時期は、地域や気候にもよりますが、だいたい冬の初めから年末にかけて。寒さが深まるにつれ、果皮の色が濃くなり、手に持ったときの重みもずっしりとしてきます。今年は例年より少し早めに色づきが進み、そろそろかなと思いながら毎日眺めていました。

そして今日、地主(弊社会長)の許可を得て数個だけ収穫を決行。枝の間から慎重に手を伸ばして果実をつかむと、その重さに思わず「おお…」と声が漏れました。ひとつひとつがまるでボウリングの球のようで、手に持つとずっしりとした存在感があります。枝を傷めないように剪定ばさみで丁寧に切り落とし、そっと地面に置く瞬間は、まるで宝物を扱うような気持ちになります。

重みで地面についていました! 数個収穫してみました。

■ 表面には葉の汚れやホコリが…
収穫した晩白柚をよく見ると、表面には葉が擦れた跡や、風で運ばれた細かなホコリが付着していました。晩白柚は皮が厚く丈夫とはいえ、せっかくの美しい黄色がくすんで見えるのは少し残念。

味は変わらないのでそのまま食べても良いのですが、やはりきれいな状態で保存したい。そこで、毎年恒例の会長による「カメノコタワシで水洗い」を手伝って行うことにしました。




■ カメノコタワシでゴシゴシ水洗い
カメノコタワシというと、台所や玄関掃除のイメージが強いかもしれませんが、実は果実の洗浄にもとても便利です。晩白柚の皮はとても厚く、表面も比較的丈夫なので、軽くこする程度では傷む心配がありません。

まずはバケツに水を張り、晩白柚をそっと沈めます。水に触れた瞬間、ほんのりと柑橘の香りが漂い、なんとも言えない爽やかな気分に。カメノコタワシを手に取り、表面を優しく円を描くようにこすっていくと、葉の汚れや黒ずみがみるみる落ちていきます。

強くこすりすぎると油胞(皮の表面のつぶつぶ)が潰れてしまうので、力加減はほどほどに。とはいえ、晩白柚はとても丈夫なので、普通の柑橘よりも扱いやすいのがありがたいところです。洗い終わった果実を水から引き上げると、まるでワックスをかけたかのようにツヤツヤと輝き、見た目の美しさがぐっと増しました。

ゴシゴシ

結構きれいになりました☺️

■ 洗った後はしっかり乾燥
水洗いした晩白柚は、すぐに布巾で軽く拭き取り、風通しの良い場所でしっかり乾燥させます。水分が残ったままだと傷みの原因になるため、この工程はとても大切です。冬の乾いた空気のおかげで、数時間もすれば表面はすっかり乾き、手触りもサラッとした状態に戻ります。

乾燥した晩白柚を並べて眺めていると、まるで黄色いランタンがいくつも並んでいるようで、部屋の中が一気に明るくなったような気がします。晩白柚はそのまま飾っておくだけでも香りが漂い、冬の室内にほんのりとした癒しを与えてくれます。



■ 晩白柚の楽しみ方はいろいろ
収穫した晩白柚は、もちろん食べても美味しいのですが、皮が厚い分、加工して楽しむ方法も豊富です。

★皮の砂糖漬け(ピール)  
じっくり煮て砂糖をまぶすと、驚くほど香り高いお菓子になります。

★マーマレード  
晩白柚ならではの爽やかな苦味と香りが、パンにも紅茶にもよく合います。

★お風呂に入れる  
皮を乾燥させて湯船に浮かべると、柑橘の香りがふわっと広がり、冬の入浴が一段と楽しみに。

★飾りとして楽しむ  
そのまま置いておくだけで存在感抜群。玄関やリビングに置くと季節感が出ます。

我が家では、いただいた晩白柚はまずはしばらく飾って香りを楽しみ、その後ゆっくりと食べたり加工したりするのが毎年の流れです。

■ 収穫の喜びと、自然の恵みへの感謝
晩白柚は育てるのに少し手間がかかる果樹ですが、その分、収穫の喜びは格別です。春に花が咲き、夏に小さな実がつき、秋に少しずつ大きくなり、冬にようやく収穫できる。その一年の流れを思い返すと、自然の営みの尊さを改めて感じます。

そして、収穫した果実を自分の手で洗い、きれいに整えていく作業は、まるで一年間の労をねぎらう儀式のようでもあります。カメノコタワシでゴシゴシと洗いながら、「今年もよく育ってくれたなあ」としみじみ思う時間は、忙しい日常の中で貴重な癒しのひとときです。



■ おわりに
今年も無事に晩白柚を収穫し、きれいに水洗いして保存の準備が整いました。これからしばらくは、部屋に漂う柑橘の香りを楽しみつつ、どのタイミングで食べようか、どんな加工をしようかと考える時間が続きます。

晩白柚を育てている方も、これから挑戦してみたい方も、ぜひこの冬の恵みを存分に味わってみてください。大きくて、香り高くて、どこか愛嬌のある晩白柚は、きっと冬の暮らしを豊かにしてくれます。


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