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岐阜市でも実際にありました!停電でアパートの水が出なくなった事例をご紹介岐阜市の賃貸で備えたい停電断水対策

管理部

強風や台風の影響で停電が起こると、電気だけでなくアパートの水が突然出なくなる場合があります。
実際に、岐阜市でも停電がきっかけで生活用水が使えなくなり、大きな不便を強いられた事例がありました。
しかし、あらかじめ仕組みとリスクを理解しておけば、いざという時の不安や混乱をぐっと抑えることができます。
この記事では、なぜ停電で水が止まってしまうのかという給水方式の基本から、停電発生時の行動手順、さらに日頃からできる備えまでを順序立てて解説します。
現在アパートやマンションにお住まいの方はもちろん、これから賃貸を検討する方にとっても、物件選びや防災対策のヒントとして役立つ内容です。
まずは、岐阜市で実際に起きた停電と断水のケースをイメージしながら、ご自身の住まいを重ねて読み進めてみてください。

岐阜市でも実際にありました!停電でアパートの水が出なくなった事例をご紹介

岐阜市では、台風や強風を伴う低気圧の影響で広い範囲の停電が発生することがあります。
一般的に、水道管自体は停電しても水が止まりにくいと考えられがちですが、中高層の共同住宅では事情が異なる場合があります。
特にポンプで水をくみ上げているアパートやマンションでは、停電が長引くと部屋の蛇口から水が出なくなる事例が各地で報告されています。
岐阜市でも同様の設備を用いた建物が多いため、停電時の断水リスクを知っておくことが大切です。

まず、水道の給水方式には、水道本管から直接各戸に送る直結給水方式と、一度受水槽にためてポンプで送る貯水槽水道方式があることが、水道局の資料により整理されています。
貯水槽水道方式では、ポンプで屋上などの高置水槽へくみ上げ、そこから自然流下で各戸に給水する仕組みが一般的です。
このような建物では、停電によりポンプが停止すると、高置水槽や受水槽の水がなくなった時点で水が出なくなります。
一方、直結給水方式であっても、増圧ポンプを使っている場合は、停電により水圧が不足し、上の階を中心に蛇口から水が出ない状況が生じることがあります。

また、水道局は各地で、停電時にはビルやマンションのポンプ停止により建物内が断水するおそれがあるため、日頃から備えを行うよう注意喚起を行っています。
このことからも分かるように、「停電=電気だけの問題」とは限らず、「停電=水が出なくなる可能性がある」という視点を持つことが重要です。
特に共同住宅にお住まいの方や、これから賃貸物件を検討される方は、自分の住まいがどの給水方式かを把握し、停電が起きた場合にどの程度で水が使えなくなるのかをイメージしておくと安心です。
こうした意識づくりが、飲料水や生活用水の備蓄、トイレの利用方法の工夫など、日頃からの具体的な備えにつながります。

状況 起こりやすい影響 日頃の備えの例
停電が長時間継続 ポンプ停止による断水 飲料水と生活用水の備蓄
高層階の住戸 水圧不足で出水困難 給水方式と階数の確認
貯水槽方式の共同住宅 水槽残量減少後の断水 非常時の行動手順の共有

なぜ停電で水が出ない?アパート給水方式と仕組み

アパートの水道は、主に直結給水方式と貯水槽水道方式に分けられます。
直結給水方式は、水道管の水圧を利用して各戸に直接水を送る方法で、受水槽や高置水槽を設けないのが特徴です。
一方、貯水槽水道方式は、地下などの受水槽に一度ためた水をポンプで高置水槽へくみ上げ、そこから自然に流す仕組みです。
水道局でも、これらの給水方式は水圧や建物の階数などに応じて選ばれており、停電時の影響も方式ごとに異なると整理されています。

停電の際、直結給水方式は水道本管側に問題がなければ、水圧が届く範囲の低層階では水が出る場合があります。
しかし、増圧ポンプを併用している直結方式では、ポンプが止まると上階まで水を押し上げられず、高層階で水が出なくなる可能性が高くなります。
また、貯水槽水道方式の場合は、停電で受水槽や高置水槽のポンプが止まると、新たな給水ができず、槽内の残り水だけでの一時的な利用に限られます。
そのため、同じ建物内でも階数や設備構成によって、水の出やすさに差が生じる仕組みになっています。

具体的なメカニズムとしては、まず貯水槽式や増圧直結方式では、電気で動くポンプが止まることで、水を押し上げる力が失われます。
高置水槽が設置されている場合でも、槽内の水位が下がると、やがて重力による給水だけでは必要な水量を確保できなくなります。
さらに、配水管の水圧がもともと低い地域では、直結であっても高い階までは届かず、ポンプ停止の影響が大きくなります。
このように、停電で水が出ない現象は、電気設備の停止と水圧の条件が重なって起こるものと理解しておくことが大切です。

自分の住むアパートがどの給水方式かを把握するためには、まず建物の案内板や管理規約、重要事項説明書などで「直結給水」「貯水槽」などの記載を探す方法があります。
それでも分からない場合は、管理会社やオーナーに、受水槽や高置水槽の有無、増圧ポンプの有無、停電時の給水方針などを質問するとよいでしょう。
また、普段から共用部分に貯水槽やポンプ室が設置されているかどうかを確認しておくことで、停電時にどの程度まで水が利用できるかの目安がつきます。
こうした情報を事前に把握しておけば、停電や断水が起きた際の備え方や行動計画を立てやすくなります。

給水方式 停電時の主な影響 事前に確認したい点
直結給水方式 低層階は給水継続の可能性 水圧と増圧ポンプの有無
貯水槽水道方式 ポンプ停止で残り水のみ使用 受水槽と高置水槽の容量
増圧直結方式 ポンプ停止で高層階断水 停電時の運転計画と対応窓口

実際にあった停電でアパートの水が出なくなったときの事例

先日、夜8時頃に入居者様から担当者の電話に

「急に水が出なくなりました。テレビも映らなくなっています」

との連絡が入りました。


水も出ない、テレビも映らないという状況から、まずは建物全体に関係する設備トラブルを疑いました。

過去にも共用部のブレーカーが落ちたことで、給水ポンプや共用設備が停止した事例があったため、

「今回も共用部のブレーカーが落ちているのではないか?」

と考え、現地へ急行しました。


現地に到着後、まず共用部の配電盤を確認しましたが、意外なことにブレーカーはすべてONの状態です。

しかしながら共用ブレーカーを手持ちの検電器で調べたところ、反応無し。

【共用のブレーカーは反応なし おかしいなー】



他の部屋のブレーカーは検電器が反応しました。

【各部屋の電気ブレーカーは検電器をあてると赤く点灯し反応しました】


原因が分からず困っていたところ、駆け付けてくれた電気業者さんと一緒にさらに検電器を使用して詳しく調査することになりました。

調査の結果、電気は建物の電気メーターまでは正常に来ていますが、その先に電気が供給されていないことが判明しました。

電気業者さんに原因として考えられることを確認したところ、

「スマートメーターによって送電が停止されている可能性もあります」

とのことでした。


そこで電力会社へ確認したところ、なんと原因は

オーナー様による共用部電気料金の未払い

でした。


共用部の電気が停止したことで、

  • ・テレビ設備(ブースター)への電源供給が停止し、電波を拾えない状態
  • ・給水ポンプが停止し、水を各戸へ供給できない状態
  • ・建物全体で断水

という状況が発生していました。


その間も入居者様から

「まだ復旧しませんか?」

とのお問い合わせをいただいており、一刻も早い復旧が必要でした。

【電力会社からのSMS】



そこで現場にて管理会社がクレジットカードで電気料金を立替払いし、送電再開の手続きを実施しました。


その後、電力会社の方がすぐに現地に来て復旧され、

  • ・テレビが正常に映ることを確認
  • ・給水ポンプの運転を確認
  • ・各戸で水が出ることを確認

し、無事に復旧することができました。

【支払い後、電力会社の方に「使用中止」シールを剥がしていただき復旧しました】



今回の事例から分かったこと

「水が出ない=水道の故障」と考えがちですが、実際には電気設備が原因で断水が発生するケースもあります。

特に受水槽や増圧ポンプを利用しているアパート・マンションでは、ポンプを動かす電気が停止すると水を供給できなくなります。

今回のように、原因がブレーカーではなく電気契約や電力供給に関するものだったケースは珍しい事例でしたが、改めて設備トラブルは一つの可能性に決めつけず、順番に原因を切り分けていくことの大切さを感じました。

また共用部電気料金の管理も建物運営では非常に重要であると認識しました。

※ポンプが止まったことにより、復旧後、配管内のサビが詰まり、トイレの水が弱くなったとの連絡が数件入り、水道業者さんに後日調査していただきました。

【水道業者による調査 どれどれ】

【ストレーナーにサビが大量についていました】

【ストレーナー清掃後】

停電でアパートの水が出なくなったときの基本行動

まず停電に気付いたら、自室だけの問題か、建物全体や周辺一帯で起きているのかを確認することが大切です。
室内の分電盤でブレーカーが落ちていないかを見て、異常があれば無理に上げず管理者などに連絡します。
同時に、水道の蛇口をひねり、水が出るか、勢いが弱くなっていないかを落ち着いて確かめます。
停電範囲が広い場合は、市区町村の公式情報や水道局の案内で、水道本管に被害が出ていないかを確認することが重要です。

次に、水が出ない、または著しく弱いと分かった場合は、手元にある水をどのように使うかを決める必要があります。
飲料水は最優先で確保し、浴槽の残り湯やペットボトルの水など、用途に応じて分けて使うことが望ましいです。
トイレは、バケツにくんだ水を便器内に流し込むことで流せる場合がありますが、何度も流すと水が不足するため回数を減らす工夫が欠かせません。
長引きそうな場合は、市区町村が設置する応急給水拠点や給水車の情報を、自治体や水道局の案内で確認し、持ち運び用の容器を準備しておきます。

復電や通水が再開した直後は、いきなり飲み水や料理に使わず、まずは様子を見ることが大切です。
停電や断水の後は、水道管内の水圧変動などの影響で、一時的に濁り水や空気が混ざった白っぽい水が出る場合があります。
最初はキッチン以外の蛇口を開け、しばらく流して透明になってから、飲用や調理用に使うようにすると安心です。
貯水タンク方式の建物では、タンク内に入り込んだ濁り水を先に排出することや、給湯器への給水前に水の状態を確かめるなど、衛生面と設備保護の両方に注意して行動することが求められます。

場面 基本行動 特に意識したい点
停電発生直後 停電範囲と水の出方確認 ブレーカーと周辺状況確認
水が出ないとき 手元の水の優先順位決定 飲料水と生活用水の区別
復電・通水直後 濁り水の排出と確認 飲用前の透明度と衛生確認


岐阜市のアパートでできる停電・断水対策チェックリスト

停電時にポンプが停止すると、高層階などで水が出なくなるおそれがあると、水道局などは注意喚起しています。
また、直結給水方式では水をためる機能がないため、災害や断水時に一時的に水が使えなくなる可能性があるとされています。
こうした仕組みを踏まえると、停電や断水の影響を受けやすい集合住宅では、日頃からの備えがとても重要になります。
そこで、岐阜市でアパートやマンションにお住まいの方が意識しておきたい、具体的な備蓄の目安や確認ポイントを整理します。

まず、最低限の飲料水は、一般的に「1人1日あたり約3L」を目安に、少なくとも3日分、可能であれば7日分を備えておくことが推奨されています。
生活用水については、トイレの流し用や簡単な洗い物用として、ペットボトルの再利用容器やポリタンクなどに日頃から貯めておくと安心です。
さらに、トイレが流せない状況に備え、袋タイプの簡易トイレや凝固剤を家族人数分より少し多めに準備しておくと、停電と断水が長引いた場合にも慌てずに済みます。
このような備蓄は、収納場所を工夫しながら少しずつ増やしていくと、負担をおさえながら整えることができます。

次に、自宅の設備や建物の防災体制を事前に把握しておくことも大切です。
水道局の情報によると、集合住宅では、直結給水方式のほか、受水槽に一度ためてポンプで送水する方式や、高置水槽を利用する方式があり、停電時の影響がそれぞれ異なります。
そのため、入居前や入居後に、管理者に対して「どの給水方式か」「停電時にどの階まで水が出なくなる可能性があるか」「非常用給水栓や貯水槽の利用ルールがあるか」といった点を確認しておくと安心です。
あわせて、階段や非常口、集合場所など避難経路も、日頃から実際に歩いて確認しておくことをおすすめします。

項目 確認・準備内容 チェック欄
水の備蓄 飲料水3日分以上確保 済・未
トイレ対策 簡易トイレと生活用水 済・未
設備の把握 給水方式と停電時の影響 済・未
避難経路 階段・非常口の事前確認 済・未

最後に、賃貸住宅を選ぶ段階から、防災の視点を持つことも重要です。
見学時には、給水方式やポンプ設備の有無、非常用照明や非常階段の状況など、停電や断水時を意識した質問をしてみてください。
また、停電時の断水リスクや共用設備の扱いについて不安がある場合には、不動産の専門家に相談し、自分の暮らし方に合った物件かどうかを一緒に検討してもらうと安心感が高まります。
こうした事前の確認と日頃の備えを積み重ねることで、万一の停電や断水が発生しても、落ち着いて行動できる住まいづくりにつながります。


まとめ

停電で水が出なくなるのは、決して特別なケースではなく、共同住宅の給水方式によっては誰にでも起こりうる身近なトラブルです。
電気が止まるとポンプが動かず、高層階を中心に水が使えなくなる可能性があります。
日頃から自宅の給水方式を確認し、飲料水や生活用水、簡易トイレなどを備蓄しておくことで、いざという時の不安をぐっと減らせます。
「自分の住んでいるアパートは大丈夫かな」「これから探す賃貸は何を見れば良いのだろう」と不安を感じた方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。
設備の特徴や防災面のチェックポイントも、専門の立場からわかりやすくお伝えいたします。

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