
【岐阜の管理会社が緊急対応】アパートの換気扇ダクトにミツバチが営巣!業者駆除後も再発した事例
賃貸管理をしていると、本当に予想もしていないトラブルに遭遇することがあります。今回は、その中でもかなり衝撃的だった「キッチン換気扇ダクト内へのミツバチ営巣」について記録しておこうと思います。
※ハチの画像が記事内に表示されていますので、苦手な方は見ないことをおすすめします。
この出来事が発覚したのは、管理しているアパートの3階にある空室でした。
最初の連絡は、「換気扇付近から羽音が聞こえる」というものでした。現地へ向かい外部から状況を確認すると、換気扇の排気口付近で非常に多くのハチが飛び回っていました。
遠目から見ても異様な光景です。

排気口周辺だけでなく、その周辺の外壁付近にも数多くのハチが出入りしており、近づくとブーンという大きな羽音が響いていました。
最初はアシナガバチやスズメバチを疑いましたが、室内で発見された死骸を確認すると小型のハチで、どうやらミツバチのようでした。

ミツバチは攻撃性が低いとはいえ、これだけの数になると話は別です。
もし入居者がいる部屋だったら大きな問題になっていたと思います。
業者による初回対応
状況を確認した後、専門業者へ依頼しました。
業者の方にも現地を確認していただき、可能な範囲で除去作業を実施してもらいました。
作業後はハチの数も減少し、一旦は落ち着いたように見えました。が、業者さんからは全部取るには換気扇を分解しなければならないので、今回の作業では取り切れないため、またハチが戻って来るかもしれませんとのことでした。

数日後に再度現地を確認すると、以前と同じような大量のハチが排気口周辺を飛び回っていたのです。
「これはまだ巣が残っているのではないか」
そう感じました。

物件オーナーも現地確認され、「美濃善さん助けて!」と改めて相談がありました。
室内で発見された大量の蜂蜜
再調査のため室内へ入った際、さらに驚くものを発見しました。
換気扇の真下にあるコンロ設置スペースに、大量の蜂蜜が垂れていたのです。

最初は何が付着しているのか分かりませんでしたが、粘度や色から見ても明らかに蜂蜜でした。
つまりダクト内部には相当な規模の巣が存在していた可能性があります。
ミツバチは巣の中に大量の蜜を貯蔵します。
その結果、ダクト内部から蜂蜜が流れ出し、室内まで到達していたのでしょう。
ここまでくると中途半端な対応では解決できないと判断しました。
管理会社で緊急現地対応を実施
今回の目的は、ダクト内に残っているハチの状況把握と、室内に侵入する個体をできるだけ抑えることでした。
現地では複数の資材を準備しました。
捕虫網、粘着シート(ネズミ取りシート)、大型ゴミ袋、養生テープ、掃除機、そしてハチ用殺虫剤です。
すべてドラッグストアで購入してきました。
まず換気扇周辺を養生し、ハチが室内へ飛散しないよう対策を行いました。

その後、外部排気口の状況を確認できる体制を整えます。



【出口である排気口を抑えました】
3階という高さもあり、慎重な作業が必要でした。
外では相変わらず相当数のハチが活動しており、排気口周辺への出入りも確認できました。
現地で見ていると、巣がまだ生きていることは明らかでした。
ハチが一斉に飛び出す
室内側からスプレーを噴射し対応を始めると、すぐに状況が一変しました。
ダクト内にいたハチたちが次々と排気口側へ移動し外へ出てきました。
外部では激しく飛び回るハチの姿が確認できました。
羽音もかなり大きく、改めて巣の規模を実感しました。
それでも事前に対策をしていたため、飛び出したハチの多くは管理できる範囲に収まっていました。


もちろん安全には十分注意しながら作業を進めています。
現場では常に予想外のことが起きるため、無理な行動は禁物です。

今回感じたこと
今回の件で改めて感じたのは、ミツバチの営巣は想像以上に発見しづらいということです。
外壁に巣が露出しているわけではないため、気づいた時にはダクト内部でかなり大きな群れになっていることもあります。
また、一度ハチの姿が見えなくなったとしても、それだけで完全に解決したとは限りません。
実際に今回は業者対応後も戻りバチによる活動が再開し、結果として再対策が必要になりました。
さらに厄介だったのは蜂蜜です。
ハチ本体だけでなく、残された蜜や巣材も処理しなければ再発や汚損、害虫発生の原因になる可能性があります。
管理物件においては、除去後の確認まで含めて対応を考える必要があると痛感しました。

まとめ
アパート3階の空室で発生した今回のミツバチ営巣問題。
最初は換気扇付近の羽音から始まり、調査の結果ダクト内部で大規模な営巣が行われていた可能性が浮上しました。
業者による除去後も再発し、さらには室内へ蜂蜜が流れ出すという想定外の状況も発生しました。
賃貸管理の現場では、水漏れや設備故障だけでなく、このような自然生物によるトラブルも発生します。
今回のケースはまだ完全な解決まで至っていませんが、問題を一つずつ確認しながら対応を進めています。
今後も経過を観察し、ダクト内部の状況確認や清掃を含めて再発防止に努めていきたいと思います。
賃貸管理の仕事は本当に毎日が勉強です。まさか換気扇のダクトから大量のミツバチと蜂蜜が出てくるとは思いませんでしたが、今回も非常に貴重な経験となりました。


