
岐阜市で晩白柚が育つ理由|美濃善不動産の敷地で実る“ありのまま栽培”の魅力
美濃善不動産の敷地に実る晩白柚
6月、小さな実が教えてくれる「ありのまま」の力
6月の岐阜市は、梅雨の湿り気と初夏の陽射しが交互に訪れる季節です。
美濃善不動産の敷地に植えられた 晩白柚(ばんぺいゆ)も、この時期になると一気に生命力を増し、枝先には小さな緑色の実がいくつも顔を出し始めます。
晩白柚といえば、熊本県八代市が名産地として知られ、世界最大級の柑橘としても有名です。
しかし、岐阜のような内陸の気候でも、手入れ次第でしっかりと実をつけてくれる頼もしい果樹でもあります。
今年もまた、敷地の晩白柚は順調に季節を進めています。
ただし、私たちの晩白柚には、ひとつ大きな特徴があります。
それは──摘果をしないこと、そして 冬に保温をしないこと。
一般的な栽培方法とは異なる、少し“変わった”育て方。
しかし、この方法こそが、私たちの会社の価値観を象徴しているのです。
6月の晩白柚──小さな実がつき始める季節
晩白柚の花が咲くのは5月頃。
白く甘い香りを放つ花が散ると、すぐに小さな実が膨らみ始めます。
6月の段階では、まだ ビー玉ほどの幼果。
触れると硬く、色も濃い緑色で、これから長い時間をかけて大きく育っていく準備をしている最中です。

一般的には、この時期に「摘果(てきか)」と呼ばれる作業を行います。
実が多すぎると栄養が分散し、ひとつひとつが大きく育たないためです。
しかし──
美濃善不動産では 摘果を行いません。
摘果をしない理由──自然に任せるという選択
摘果をしないということは、樹が自分で“どの実を育てるか”を選ぶということです。
人間が介入して間引くのではなく、樹自身が環境や体力に合わせて実を落とし、残すべき実を残します。

これは、自然界では当たり前の営みです。
私たちはそのプロセスを尊重し、晩白柚が本来持つ生命力に委ねています。
・落ちる実もある
・育つ実もある
・予想外のことも起きる
それでいい。
それがいい。
晩白柚の樹は、毎年そんなことを教えてくれます。
❄️ 冬も保温しない──寒さを受け入れる強さ
岐阜市の冬は冷え込みます。
一般的に柑橘類は寒さに弱く、晩白柚も例外ではありません。
そのため、通常は幹を保温材で巻いたり、根元に腐葉土を厚く敷いたりといった防寒対策を行います。
しかし、美濃善不動産では 冬の保温をしません。
理由はシンプルで、
「植物も人も、ありのままがいちばん良い」
という考え方が根底にあるからです。
寒さに耐えられなければ、それはその樹の運命。
しかし実際には、晩白柚は毎年しっかりと冬を越え、春には新芽を出し、6月にはこうして小さな実をつけてくれます。
自然に任せるという選択は、決して“放任”ではありません。
むしろ、植物の力を信じるという、深い関わり方でもあります。
6月の成長を見守る楽しさ
6月の晩白柚は、まだまだ“赤ちゃん”のような存在です。
しかし、ここからの成長は目覚ましく、
・7月にはピンポン玉ほどに
・8月にはテニスボールほどに
・秋には両手で包み込むほどの大きさに
育っていきます。

毎日見ていると変化に気づきにくいものですが、
ふとした瞬間に「あれ、こんなに大きくなっていたのか」と驚かされることもあります。
敷地を訪れるお客様の中にも、
「今年も実がつきましたね」
「去年より多い気がしますね」
と声をかけてくださる方が増えてきました。
晩白柚は、ただの果樹ではなく、
地域の人たちと季節を共有する“風景の一部”になりつつあります。
ありのままを大切にする会社の文化
晩白柚の育て方は、実は会社の姿勢とも重なっています。

美濃善不動産では、
「人も土地も、無理に形を変えず、そのままの良さを活かす」
という価値観を大切にしています。
土地には土地の個性があり、
人には人のペースがあります。
晩白柚の育て方は、その価値観を象徴するような存在になっています。
・手をかけすぎない
・無理にコントロールしない
・自然の流れを尊重する
この姿勢は、会社の仕事の進め方にも、社員同士の関係にも、どこか通じるものがあります。

だからこそ、実る実には意味がある
摘果をしない晩白柚は、一般的な栽培方法よりも実の大きさにばらつきが出ます。
冬に保温をしないため、寒さの影響で実が落ちる年もあります。
しかし、だからこそ、
残った実には特別な意味がある
と感じるのです。
自然の選択をくぐり抜け、
寒さを耐え抜き、
半年以上の時間をかけて育った晩白柚。
その姿は、どこか人の生き方にも重なります。
無理に形を整えなくても、
ありのままでも、
ちゃんと実るものは実る。
晩白柚は、そんなメッセージを静かに伝えてくれているようです。

今年の冬も、大きな実りを期待して
6月の小さな実は、まだ収穫の気配を感じさせません。
しかし、この小さな命が半年後には直径20cmを超えるほどの巨大な果実へと育つのですから、自然の力は本当に驚異的です。
美濃善不動産の敷地の晩白柚も、今年は例年以上に実の数が多く、
冬の収穫が今から楽しみになってきました。
これからも、季節ごとに晩白柚の成長を見守りながら、
地域の皆さまと一緒にその変化を楽しんでいければと思います。



