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お盆で長期不在になる際に気を付けたい5つのこととは?防犯や水漏れなど自宅管理のポイントを解説

管理部

お盆で実家への帰省や旅行の予定が決まり、数日から1週間以上、自宅を空ける方も多いのではないでしょうか。
しかし、そのままの状態で長期不在にしてしまうと、防犯だけでなく、火災や漏水、カビや悪臭など、思わぬトラブルにつながるおそれがあります。
そこで今回は、お盆で長期不在になる際に気を付けたい5つのことを、不動産の現場目線から整理しました。
出発前に何をチェックし、どこまで対策しておけば安心なのか。
この記事を読みながら一緒に確認し、帰省や旅行から戻ったあとも、気持ちよく日常生活を再開できる住まいを整えていきましょう。


お盆で長期不在時の防犯対策と留守の見せ方

お盆の帰省や旅行で自宅を長期間留守にすると、侵入窃盗の標的になりやすくなるとされています。
特に、人通りが減る時間帯や周辺が静かになる時期は、空き巣が下見をしやすい環境になりやすいです。
郵便受けに郵便物が溜まっていたり、夜間も真っ暗な住まいは、長期不在を示す分かりやすい手掛かりになります。
そのため、お盆前には自宅の防犯状態と「留守に見えない工夫」を意識して確認しておくことが大切です。

侵入窃盗の多くは、無施錠の窓や玄関からの侵入、ガラス破りによる侵入など、比較的短時間で行われる手口が中心とされています。
このため、玄関や勝手口は必ず鍵を掛け、補助錠を併用して二重に施錠することで、こじ開けに時間がかかる状態をつくることが有効です。
窓についても、クレセント錠だけに頼らず、鍵付きの補助錠や、ガラス破り対策用の防犯フィルムを活用すると、侵入に要する時間を長くできます。
侵入に時間がかかる住宅ほど犯行を敬遠されやすいとされているため、出発前にすべての開口部の施錠と防犯対策を改めて確認しましょう。

また、お盆で長期不在と分かる状態をつくらないことも重要です。
郵便受けに郵便物やチラシが溜まると、長く留守にしていると判断されるおそれがあるため、郵便局の不在届を利用して一定期間配達を止めてもらう方法があります。
新聞についても、販売店に事前連絡をして配達を一時停止しておくと、玄関先に束ねて置かれることを防げます。
さらに、タイマー付きの照明器具を使って、夜間に一定時間だけ室内灯や玄関灯が点灯するよう設定しておくと、外から見た際に在宅しているように見せる効果が期待できます。

確認項目 具体的な対策例 防犯上の効果
出入口と窓の施錠 補助錠設置と全箇所点検 侵入に要する時間の増加
郵便物と新聞 不在届提出や配達一時停止 長期不在の露見防止
夜間の明かり 照明タイマーの活用 在宅している印象の付与

火災・漏電を防ぐための電気・ガス・火の元チェック

長期不在前は、まずどの設備の電源を落とすかを整理することが大切です。
冷蔵庫のように中身の保冷が必要な設備や、タイマー付きの防犯照明などは通電を優先する判断が一般的です。
一方で、日常的に使用しない照明器具や暖房器具などは主電源を切り、必要に応じて分電盤の個別ブレーカーも落としておくと安心です。
このように設備ごとの役割と滞在中の使用状況を踏まえて、全体のブレーカーを落とすか、個別に対応するかを検討すると安全性と利便性の両方を確保できます。

次に確認したいのが、コンセント周りや電気コードの状態です。
長期間差しっぱなしのプラグや延長コードにはホコリが溜まりやすく、そのまま放置するとトラッキング現象による火災につながるおそれがあります。
不在前には、使用しない電気製品のプラグを抜き、コンセント周りや電源タップのホコリを乾いた布で丁寧に拭き取ることが重要です。
また、電源タップに複数の機器を差し込むいわゆるタコ足配線は、電気容量を超えると発熱しやすいため、不在前に整理し負荷を減らしておくと安心です。

ガス設備については、ガス栓や給湯器、ガスコンロの状態を一つずつ目視で確かめることが肝心です。
長期不在の際は、ガスコンロやガスストーブなどの元栓を確実に閉め、必要に応じて給湯器の運転スイッチを切っておくと、誤操作や不具合による事故リスクを下げられます。
都市ガスかプロパンガスかによって設備構成が異なるため、取扱説明書や供給事業者の案内に沿って、安全な止め方を事前に確認しておくと安心です。
最後に、玄関を出る直前に「ガス栓・給湯器・コンロ」の順で指差し確認を行うと、うっかりミスを防ぐことができます。

確認項目 主な確認内容 不在前の対応例
電気設備の整理 必要設備と不要設備の仕分け 不要機器の主電源オフ
コンセント周り ホコリ付着と配線状況 清掃とタップ整理
ガス設備 ガス栓と給湯器の状態 元栓閉止と運転停止


水漏れ・カビ・悪臭を防ぐ水まわりと室内環境の管理

お盆の長期不在前には、水道の元栓や各蛇口の閉め忘れをなくすことが大切です。
普段は気にならないわずかな水漏れでも、数日から数週間放置されると階下への漏水や床材の傷みにつながるおそれがあります。
特に集合住宅では、室内だけでなく近隣住戸への被害にも発展しかねません。
そのため、出発前に水まわりを順番に確認する習慣をつけておくと安心です。

水道をしばらく使わない場合には、水道局で用意されている閉栓手続きが活用できる場合があります。
多くの自治体では、長期不在や転居に伴い水道の使用を一時的に止める「使用中止」の申込み窓口を設けています。
この手続きを行うことで、誤って水を出しっぱなしにする心配を減らせるだけでなく、基本料金の取り扱いが変わることもあります。
ただし、申込み期限や立会いの要否は自治体により異なるため、早めに水道局の案内を確認することが重要です。

長期不在中は、排水トラップの水が蒸発して下水の臭気が上がりやすくなるため、台所や洗面所、浴室などの排水口に十分な水をためておくことが有効です。
洗濯機の給水ホースや蛇口の接続部は、外れや緩みがないかを目視で確認し、必要に応じて接続を外しておくとより安心です。
また、トイレはタンクや便器周りににじみがないかを見たうえで、ふたを閉めてから出発すると臭気や乾燥を抑えやすくなります。
浴室は排水口のゴミを取り除き、床面の水気をできるだけ拭き取っておくと、カビやぬめりの発生を減らせます。

室内環境の管理では、湿気と汚れを残さないことが大切です。
カビやダニは高温多湿の環境で増えやすいため、出発前に換気を行い、収納内や押入れの扉を少し開けて空気がこもらないよう工夫する方法があります。
冷蔵庫は中身の傷みや臭いの元となる食品を整理し、生ゴミは必ず処分してから不在にすることが望ましいです。
あわせて、排水口や三角コーナーの生ゴミも取り除き、軽く洗浄しておくことで、帰宅時の不快な臭いを防ぎやすくなります。

確認場所 主な確認内容 対策のポイント
水道まわり全般 元栓と蛇口の閉め忘れ 出発前の一括最終確認
排水口・トラップ 水量確保とゴミ除去 十分な水張りと清掃
室内環境全体 湿気と生ゴミの残存 換気とゴミ完全撤去

緊急連絡体制とご近所へのひと言で安心なお盆長期不在に

お盆の長期不在前には、管理会社や自治体などへの連絡先を整理し、緊急時にすぐ連絡が取れる体制を整えておくことが大切です。
国土交通省の資料でも、賃貸住宅では長期不在時に連絡が取れない事態を想定した緊急連絡先の重要性が示されています。
そこで、不在期間や滞在先、家族や親族の電話番号などを一覧にして、管理会社や必要に応じて自治体窓口と共有しておくと、急病や設備トラブルの際にも迅速な対応につながります。
また、この一覧は自宅内にも分かりやすく掲示し、家族間で情報を共有しておくとより安心です。

さらに、郵便受けのあふれやペットの鳴き声などは、近隣トラブルの火種となることがあります。
日本郵便では、不在期間を届け出ることで最長30日間、郵便物を配達せず郵便局で預かる仕組みが用意されており、長期不在時の防犯と近隣配慮の両面で有効です。
そのうえで、日頃から顔を合わせている近所の方には、簡単なあいさつとともに不在期間を伝え、郵便受けや敷地内の異変に気付いた際に連絡をもらえるようお願いしておくと安心感が高まります。
ペットを預ける場合や、普段より音が出る可能性がある設備の点検予定なども、ひと言添えておくとトラブルの予防につながります。

お盆時期は台風や集中豪雨が発生しやすく、帰省中に自宅周辺で災害が起こる可能性も考えておく必要があります。
内閣府や気象庁は、事前に自治体が公表するハザードマップを確認し、土砂災害や洪水など、自宅周辺のリスクを把握しておくことの重要性を示しています。
あわせて、自治体の防災情報メールや気象庁の防災気象情報を受信できるよう登録しておけば、旅行先でも避難情報や警報を素早く確認できます。
こうした事前準備を家族で共有しておけば、もしもの際にも落ち着いて行動を選択でき、お盆の長期不在をより安心して過ごすことができます。

事前準備の項目 具体的な内容 期待できる効果
緊急連絡先の整理 管理会社や家族の連絡先一覧作成 事故や設備故障時の迅速対応
近隣へのあいさつ 不在期間と連絡方法の簡単な共有 騒音や郵便物などのトラブル抑制
防災情報の確認 ハザードマップと避難情報の事前確認 台風や豪雨時の安全な行動判断


まとめ

お盆に自宅を長期不在にする際は、防犯・火災・水漏れ・カビなどのリスクを総合的に減らすことが大切です。
戸締まりや電気・ガス・水道、郵便物や照明タイマー、冷蔵庫や生ゴミの処理まで確認すれば、安心感がぐっと高まります。
また、緊急連絡先の共有やご近所へのひと言で、万一の際の備えも万全になります。
当社では、お盆前の住まいチェックのポイントや、お客様のご自宅に合わせた対策のご相談を承っています。
少しでも不安があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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